2016年10月25日 7 コメント

記事の大まかな内容は日本から帰国したとある中国人の手記を元にした「公徳心と言う名の抑圧を重んじる日本」における閉塞感と中国の自由さについて。
記事では電車内で静かに過ごす日本人を取り上げて、「他人に迷惑をかけないというのが日本の文化なのかも知れないが、日本人は抑圧されている」と指摘し、「それに比して電車内で通話が可能な中国は自由である」と主張。
また、記事では度々批判される中国人の声の大きさについても「感情を素直に表現しているだけだ」と抗弁しています。
この記事を受け、Searchinaの村山健二氏は「中国では政治面での制限があるものの『一定の自由』はある。しかし、言い方を変えれば無秩序ということでもある。そういった環境で育った中国人には日本人が抑圧されているように見えるのだろう」と結論されています。
[サーチナ] 日本から帰国したら「開放感と自由」を感じた!日本は「抑圧」されている=中国メディア(画像あり) | 2016年10月25日 13:41 https://t.co/NTdomGMG9Q #niconews
— 新着ニコニコニュース(非公式) (@LatestNicoNews) 2016年10月25日

▼ネット上の反応
- なら来るなよ
- せやせや帰った方がいいで
- 無秩序が自由だと思ってんのか?
- ヤクザがカタギの世界は息苦しいって言ってもな
- 中国人が暮らしにくいなら日本は良い国だと言うことだ
- 「自由で開放感のある」中国にずっといてください
▼中国って本当に自由な国なの?
2010年には中国紙「新快報」の編集者が政府を批判する記事を掲載した疑い(表向きは汚職ということになっている)があるとして逮捕され、2015年には中国人民解放軍のデマをネットに拡散させた中国人たちが逮捕されるということもありました。
今年6月には人権理事会において中国政府が「中国には言論の自由がない」というアメリカの批判に対し、「アメリカの批判は根拠のないもの。中国には法に基づいた言論の自由がある」と主張し、中国ネットで批判の嵐となりました。
また、中国ではGoogle系サイトやYoutube、Facebook、Twitter、LINEなどへのアクセスが規制されており、ウォール・ストリート・ジャーナルやニューヨーク・タイムズのウェブサイトにもアクセス出来ないようになっているようです。
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